企業名
ジェイエイシ(2124)
会社沿革
1988年	人材紹介事業を目的として東京都千代田区に株式会社 ジェイ エイ シー ジャパンを設立
1993年	大阪市に大阪支店を開設
2002年	京都市に京都支店、横浜市に横浜支店を開設
2004年	名古屋市に名古屋支店を開設
2005年	本社を東京都千代田区神田神保町(現所在地)に移転
2006年	ジャスダック証券取引所に株式を上場
神戸市に神戸支店を開設
2009年	株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント(JAC Recruitment Co., Ltd.)に社名を変更
2011年	株式会社 JAC International 設立
2013年	株式会社シー・シー・コンサルティングの全株式を取得して子会社化
2015年	東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2016年	静岡市に静岡支店を開設
2017年	広島市に中国支店を開設
さいたま市に北関東支店を開設
2018年	JAC Recruitment Asia Ltd(※)の全株式を取得して子会社化
※2020年5月8日にJAC Recruitment International Ltdに社名を変更
2020年	株式会社バンテージポイントの全株式を取得して子会社化
2022年	福岡市に福岡支店を開設
東京証券取引所の区分変更によりプライム市場へ市場変更
2023年	仙台市に東北支店を開設
浜松市に浜松支店を開設
2025年	札幌市に北海道支店を開設
事業内容
人材紹介事業
転職希望者は人材紹介会社に登録し、求人の紹介や転職相談などのサービスを受けることができます。顧客企業は、人材紹介会社が紹介した人材が入社に至った際、成功報酬として手数料を人材紹介会社に支払います。
日本で35年以上の歴史をもつ人材紹介会社である当社は、人材を求める企業と転職を希望する方々の双方に対し、適切できめ細やかなコンサルティングサービスを提供しています。

商品紹介




業績推移




セグメント別売上


財務諸表要約
2025年5月14日発表(第一四半期)
損益計算書

貸借対照表



キャッシュフロー計算書

市場環境
国内人材紹介事業
当第1四半期連結累計期間のわが国経済においては、米国の関税強化と金利の上昇、また、円高・物価高の進
行などに対する懸念から、3月の日銀短観調査では先行きについての慎重な見方が広まりました。4月に入ると
政府の月例経済報告においても、基調判断は、前月の「景気は、一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復して
いる」から「景気は、緩やかに回復しているが、米国の通商政策等による不透明感がみられる」へと変化し、先
の読めない米国の通商政策に対する警戒感がさらに高まっています。
このような状況の下、当社連結売上高の約9割を占める国内人材紹介事業では、求人動向の変化には万全の注
意を払っていますが、その売上高への影響はほぼなく、また、前年同期のような賃上げ期待による求職者の流動
性鈍化も見られず、当社事業の中核領域をなすミドル・ハイクラス人材の動きも活発でした。このため、当第1
四半期連結累計期間においては、当社グループ全体の連結売上高成長率(前年同期比)も、前年度第4四半期から
の流れを引き継ぐ形で、期初計画を上回る高い伸びを示しました。
海外事業事業
海外事業はアジア地域を中心に厳しい市況が続いている状況ですが、当社と各国の子会社との連携によるグロ
ーバル・アカウントマネージメントを推進することと同時に、当社の営業担当執行役員を海外拠点に派遣して、
求人意欲の高い日系企業の採用マーケット開拓を図りつつ、現地コンサルタントの再教育を強化しています。
国内求人広告事業
国内求人広告事業は当社との連携強化によって求人・求職者の登録拡大を進めるとともに、顧客企業による
ダイレクト・リクルーティング向けの営業活動に注力することで、売上と利益を拡大しています。
伸びしろ
今年度の国内人材紹介事業は、引き続き市場環境に留意しつつ、全業種におけるエグゼクティブ領域への取り
組み強化、金融セクターにおける専門職への注力、また、業界を問わず需要が高まっているサステナビリティ人
材の紹介をはじめ、当社の重点ターゲットである高額年収帯に、より力を入れて組織体制を再編しています。一
方で、地方拠点の拡充も各地で進めており、この5月には北海道に新拠点を開設する予定です。人的資本の強化
については、今年度は約150名の新卒採用を含め約270人のコンサルタントの増員を進めながら、入社年次の浅い
コンサルタントへのトレーニング強化、並びに、OJT機能を中心としたHRBPの増員により生産性の維持に取り組ん
でいます。一方で、マネジメントレイヤーに応じた報酬体系と教育体制の整備を進め、強靭な組織構築で質と量
のさらなる向上を図っています。また、人的資本に関する情報開示を積極的に進め、この3月には「人的資本に
関する情報開示のガイドライン(ISO30414)」を取得しています。
https://www.jac-recruitment.jp/market/articles/marketInsights/#i
利害関係者
主要な仕入れ先(求職者)
非公開
主要な販売先(求人)
公開求人数:2025年7月9日現在で22,212件
競合他社
リクルートキャリアやパーソルキャリア、アクシスコンサルティングなど
財務指標
健全性

収益性

成長性

株価指標
時価総額:1,753億円
予想PER:24.0倍
PBR(実績)10.19倍
EV/EBITDA:約18.45倍
ROE(実績):約42.45%
ROA(実績):約31.42%
配当利回り(予想):約3.02%
株主動向・資本政策
大株主リスト

配当性向
前期:75.69 %
1株あたり今期配当金額:35.2円
※JACリクルートメントの株を100株買うと、年間3,520円の配当金が貰える予想です。
自社株買い実績

※従業員向けインセンティブ・プランとしての自己株式の処分の払込完了している
企業価値
資産バリューチェック
精算価値:修正資産ー総負債=◯◯円
精算価値:20,000百万円ー5,789百万円=14,211百万円
※修正資産・・・現金・預金=100%、受取手形・売掛金=100%、有価証券=100%、棚卸資産=50%、その他流動資産=0%、有形固定資産=50%、無形固定資産=0%、投資など=50%で計算
収益バリューチェック
弱気パターン
ネットキャッシュ+フリーキャッシュフロー(FCF)/R ※R(割引率)=10%
弱気パターン:14,651百万円+2,291百万円/R=169,420百万円(1,600億円) ※R(割引率)=10%
超弱気に見ると、時価総額1,753億円に対して企業価値は1,600億円程度なので相応の評価
強気パターン
強気に見ると、年間20%で成長していくと過程すれば、まだまだ株価が伸びる余地はありそう。
投資判断
資産から見た割安性:B
収益力から見た割安性:C
財務健全性:S
収益性:A
成長性:B
事業素質:B
株主重視姿勢:C
割安性:時価総額1,753億円に対して企業価値は1,600億円程度なので相応の評価。そこまで割安ではないかも。でも成長するのであればまだまだ伸び代あり。
財務健全性:完全無借金経営で強すぎ。
収益性:ミドル〜ハイクラス層の人材紹介は単価が高く、競合はいるものの高いブランド力でリピートしてくれそう。
成長性:これまで通り採用→教育の循環を回していけば、着実に成長していく伸び代はありそう。
事業素質:景気の変動で求人(販売先)が減ることは危機感として持っておいた方が良い。
株主重視姿勢:配当は悪くないが、優待はなし。
 
  
  
  
  

コメント
我来看看是咋么回事